城崎温泉にオープンした一棟貸しの実家宿「きのいえ」に行ってきたよ!

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今年(2020年)の1月24日に城崎温泉にオープンした、一棟貸しの実家宿「きのいえ」さんに、取材を兼ねて見学に行かせていただきました!

1日1組限定の、一棟貸し切りの実家宿。

テレビでも何度か取り上げられた、今、城崎温泉でも話題のお宿なのです。

最大8名まで宿泊することができるので、家族やカップルはもちろん、気の合う仲間、友達とワイワイ楽しみながら宿泊するのが楽しいと思います。

城崎温泉駅から徒歩3分という好立地ですが、少し路地に入った場所なので、宿に入ると観光地独特のにぎやかな喧騒はなく、とても静かで、本当に実家に帰ってきたかのような、とても落ち着くお宿でした。

僕も居心地が良すぎて、思わず長居してお話をたくさん聞いてしまいました…!

その取材の様子を写真と合わせてお届けします!

目次

城崎温泉にオープンした一棟貸しの実家宿「きのいえ」に行ってきたよ!

「きのいえ」の「き」は城崎の「き」。木造建ての木の家の「き」。

城崎温泉ではちょっとめずらしい「一棟貸しの実家宿」というスタイルが話題を集めています。

営業は、金・土・祝前日のみとなっていて、1日1組限定。

最大8名まで宿泊できます。

人数が多いと、一人あたりの宿泊料もお安くなるのでおすすめです!

8名だと1人 6,000円!!(合計:48,000円)。

しかも、年中同一料金!

※2020年3月の料金。

「きのいえ」さんは、リビングやキッチン、洗濯機や乾燥機なども完備されていて、本当に旅行先の実家のような感覚で宿泊できます。

リビングでは、大きなスクリーンにプロジェクターで旅の写真や映像を流して楽しむこともできます。

Bluetoothに対応しているので、直接スマートフォンを接続することができるんですって。

もちろんブルーレイやDVDも観ることができますよ。

マッサージチェアもあります。

キッチンがあるので、城崎の温泉街に繰り出し、旬の食材を買ってきて、みんなでワイワイと料理を作って食べることもできます。

あるお客さんは、ダンボール一杯に海鮮や野菜など食材を山盛り買ってきて、料理を楽しまれたそうですよ。

もちろん、ある程度の食器類、調理器具、鍋や茶碗、お箸などは用意されているのでご安心を。

コーヒーメーカーや無料のカップ麺があったり、かゆいところに手が届くサービスもしっかりしておられます。

料理も楽しいですが、城崎温泉は美味しいお店がたくさんあるので、食べ歩きも楽しいです。

「きのいえ」さんのWebサイトでも、城崎温泉の食べ歩きマップを公開されているので、そちらをご覧ください。

※参考までに、オカダマおすすめの城崎温泉グルメはこちら

小さな子どもがいるので、大きな旅館は他のお客さんに気を使ってしまいますが、「きのいえ」さんは、一棟丸ごと借りれるのでそういうストレスが無くて、お子様連れのご家族の方には大変喜ばれるそうです。

温泉ではないですが内風呂もあるので、赤ちゃんがいらっしゃるご家族にはとても嬉しいですね。

この洗濯機や乾燥機もがあるのは、お子様連れのご家族にとってはとてもありがたいと思います。

「きのいえ」さんの間取りはこんな感じ。

※「きのいえ」さんのWebサイトよりお借りしました。お部屋紹介の詳細はこちら

宿泊部屋は2部屋。

201号室「華月」

応接間をリノベーションした「華月」という和モダンなお部屋。

洋室と8畳の和室のお部屋です。

この年代物のレコードプレイヤーが、より実家感を演出してくれますね。

202号室「華紋」

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「華月」よりも少し小さい「華紋」という和室。

洋室と4.5畳の和室のお部屋です。

このゴミ箱はなかなかレアですね!

僕も実家で見たことがあるようなものがあったり、本当にどこか懐かしい気持ちにしてくれます。

ちなみに、リビングのお部屋の名前は「華宴」といいます。

オーナーさんのお父様が「華」という文字が好きだそうで。

リノベーションしなければならない部分はきちんときれいになっていて、でも元々あった壁や柱、階段など残っている部分とのバランスが絶妙です。

「新しいけど古い」みたいな表現が適切かどうかはさておき、田舎の実家に帰ってきたような気持ちにさせてくれる、本当にゆっくりと過ごすことができる宿なんだな、と思いました。

城崎温泉の一棟貸しの実家宿「きのいえ」誕生秘話!

高校までは豊岡で過ごし、城崎が地元だったオーナーさん。

親御さんのためにそばに居たい、そして家業を継ぐために、大学卒業後に就職された東京からUターンしてこられました。

せっかく地元にUターンしてきたのだから、家業を継ぐだけではなく、何か自分でも面白いことをやってみたい!という思いがあったそうです。

その「何か」というのは、城崎温泉で育った環境、立地から「宿泊業」という、なんとなくのイメージはずっと持っておられました。

オーナーさん自身も旅行が好きで、各地の旅館やゲストハウスに宿泊するのが楽しかったのだとか。

元々祖父母が住んでおられたお家が空き家になっていて、ひとまずきれいにリノベーションするだけのつもりだったそうなのですが、途中で「何かもったいないな、何かやりたいな!」と方向転換。

この空き家を宿泊施設にリノベーションすることになりました。

「IPPO 豊岡」との出会い

オカダマでも紹介したことのある「IPPO 豊岡」。

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ここに、「きのいえ」のオーナーさんも「IPPO 豊岡」に相談に行き、相談を重ねていくうちに「一棟貸し切り」というアイデアにたどり着いたそうです。

宿泊部屋が2部屋あるので、元々は一般の旅館のように各部屋に別々のお客さんをお招きするスタイルだったのですが、別々のお客さんが、共有のリビングやキッチンを使うのって気まずいよね、って。

それならいっそのこと「丸ごと一棟貸しの実家宿」にしちゃいましょう!

と方向が決まったそうです。

この「丸ごと一棟貸しの実家宿」というのが話題を呼び、テレビをはじめとしたいくつかのメディアに取り上げられました。

コロナウィルスの影響で少なからずキャンセルはあるそうですが、オープンしてからは順調に予約が入っているそうです。

「きのいえ」を利用した方の声

  • 思っていたより実家だ!
  • 思っていたより広い!
  • 小さい子どもがいたので、他のお客さんに気を使うことがなく、すごくゆったりできて楽しめた。

オーナーさんも、家族や学生の方にドンドン利用して欲しいですね、とおっしゃってました。

京阪神方面の方にとっては、一泊二日や二泊三泊の旅行として城崎温泉は本当におすすめの旅行先です。

城崎温泉ならではの旅館や民宿も良いですが、「きのいえ」さんのような「丸ごと一棟貸しの実家宿」もまた別の楽しみ方ができるのではないでしょうか。

本当に実家のようで、とても過ごしやすく、僕もお話を聞かせていただく時間が長くなってしまいました。

お宿の取材はもちろん、同じUターン組ですし、城崎温泉や豊岡の話や、共通の知人のことなどを本当に楽しくお話させていただきました。

オーナーさん、長々とお付き合いいただき、ありがとうございました!

この話題のお宿「きのいえ」さん、この先も結構予約は入ってきている、とのことですので、ご予約はお早めに!

城崎温泉ではちょっとめずらしい「一棟貸しの実家宿」というスタイルのお宿「きのいえ」さん。

「城崎に遊びにきたい!」と言っている僕の大阪の友達にもおすすめしたいと思います!

一棟貸しの実家宿 きのいえ

〒669-6101 兵庫県豊岡市城崎町湯島166

TEL:0796-32-2112

きのいえのWebサイト:https://kinosaki-kinoie.com/

*営業時間・定休日・メニュー等は公式情報を確認してね!

 

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