自然豊かな豊岡市、豊岡市周辺にはたくさんのアウトドアを楽しむ施設があります。
特にこの時期は、キャンプ場が賑わう季節。
オカダマ家は、どちらかと言うとインドア派なのですが、子どもたちには、せっかく身近にある自然を存分に楽しんでもらいたいと思っています。
ですが、アウトドアグッズやキャンプ用品を買い揃えてまで…、という気持ちは特に無く…。苦笑
そんなオカダマ家のような、手軽に自然を楽しみにたい!という人たち、家族におすすめなのがグランピングです。
グランピングとは。
グランピングは、「華やか」と「キャンプ」の柱であり、アメニティーを備えたキャンプのスタイルを表し、場合によっては、「伝統的な」キャンプとは通常関連付けられていないリゾートスタイルのサービスを表します。
Wikipediaより引用
今更説明は不要だと思いますが、小洒落た感じのテントで、寝泊まりするのに必要なアメニティー、食事などが全部まとめてセットになっていて、手軽にキャンプを楽しむことができるのがグランピング。
冬は多くのスキー、スノーボード客で賑わう、豊岡を代表するスキー場の1つ、神鍋高原に2018年にオープンしたグランピング施設「kannabe 5 sense」があります。
思っていたよりも快適に過ごせた1泊2日のグランピング。
その時の様子をお届けします!
神鍋高原にある「kannabe 5 sense」でグランピングを初体験してきたよ!
「kannabe 5 sense」は、できたときから行ってみたいなぁ、と思っていたところなので、今回は念願のグランピングです。
「kannabe 5 sense」について
2018年にアップ神鍋スキー場にオープンしたグランピング施設。
「五感で感じる」をコンセプトに、自然の中で過ごす時間をゆったりと楽しむことができます。
1日8組限定で、テント同士もそれなりに離れているので、今の時期としては安心して過ごすことができますね。
テーマの異なる5色のテントで、全部で8つのテントがあります。
- 草原のようなグリーンを基調としたテント
- 星空で染色したようなテキスタイルが特徴のブルー基調としたテント
- 初夏の野に咲くお花のように、元気な赤とピンクを基調としたテント
- 土の中に住むたくさんの生き物がメロディを奏でているような、楽しいテキスタイルが主役のブラウンを基調としたテント
- テントに入った瞬間から気持ちが高まるような、レモンイエローを基調としたテント
一応、予約時にどのカラーのテントに泊まりたいか要望を出すことはできますが、基本的には行ってのお楽しみ。
我が家は第一希望はブルーでしたが、第三希望のイエローのテントになりました。
食材の持ち込みはオッケーですが、「ちょっぴり豪華&手ぶらでOK!」ということなので、夕食はBBQ、朝食もついているプランも用意されています。
テント内もとっても充実していますよ。内容はほんと、ホテルみたい。
- ダブルベッド2台
- 簡易ベッド1台(人数が5人の場合のみ)
- 掛布団(毛布)
- 枕
- スポットエアコン
- ランタン
- アロマデフューザー
- アメニティ(コップ、フェイスタオルおよびバスタオル、歯ブラシ(歯磨き粉付き)を人数分)
- 丸太型テーブル
- 置き鏡
- サンダル
- 靴箱
※10月下旬からダブルベッドに電気毛布、テント内には電気ヒーターまたはこたつが設置されます。
※5名以上で簡易ベッドご利用の場合、簡易ベッドの上に寝袋で就寝いただく形になります。予めご了承ください。
豊岡中心街から車で約30分「kannabe 5 sense」に到着!
本当は、どこか遠くに行きたいところですが、このご時世なので近場で楽しみます。
僕が住んでいる豊岡市街地から、車で約30分くらい。
そのくらいの時間で、すっかりといつもと違う別の風景。
旅行気分を味わうことができます。
京阪神方面からでも、車であればゆっくり来ても3時間以内には到着しますよ。
チェックイン!
「燻製工房・煙神(えんじん)」さんが受付となります。
15:00にチェックイン。
ひとしきり説明を受け、自分たちが泊まるテントサイトへ。
おー、すごい。
森の中だ。
めっちゃ気持ちいい!
この木屑が敷き詰められている道がフカフカで気持ち良いですね。
子どもがこけても安心です。
テントに入るや否や、子どもたちはテンションが上りまくってるので、そのままベッドにダイブ!
いつもなら風呂も入ってないのに何してんねん!!!
と怒るところですが、今回はまぁ特別に良しとします。
外はタープが張られ、広々としたテーブルがあります。
8月なので、テントの中は、いくら神鍋高原と言っても暑いやろうなぁ、って思っていましたが、スポットエアコンが設置されているので、とても涼しかったです。快適!!
コンセントも使うことができるし、ランタンですがライトもあります。
虫よけも用意されています。
そしてやっぱりグランピングということで、インテリアはおしゃれですね!
夕飯まで少し時間があったので、子どもたちと周りをうろちょろと。
虫取り網とカゴを持っていってたので、バッタやセミを捕まえて喜んでいました。
夕飯はBBQ!もちろん下ごしらえ済み!
今回は夕食はBBQ、翌朝の朝食がついているプランで予約しました。
テントサイドのタープ&ダイニングスペースで、アウトドアディナーを楽しむことができます。
食材は全て下ごしらえ済みなので楽ちん!
炭の火起こしも、着火剤と薪、炭のセットを用意していただけるのですごく簡単です。
食材は一式保冷バッグに詰め込まれた状態で準備されています。
今回のBBQのメニューはこちら。
- 神鍋高原で育ったニジマスのシーザーサラダ
- 但馬牛ハラミステーキ
- 燻製厚切りベーコンポテトサラダ
- ハーブソーセージと森のキノコのアヒージョ
- タイ風ココナッツカレー
- 新鮮野菜のブロシェット
- 神鍋高原パン屋さんのバゲット
- アメリカ定番のスウィーツ・スモア
「燻製工房・煙神」さんでも、チーズやベーコンなどの美味しい燻製を販売されているので、それを購入していただくことができます。
燻製チーズも美味しかったですが、この「燻しナッツ」も美味しかったな!
お酒や食材は持ち込みOK!
もちろん、現地でも美味しいワインやお酒を注文することができます。
ただし今の時期は、食事中の追加オーダーなどは休止となっていて、追加のオーダーは予め予約しないといけない、とのことです。
「但馬牛ハラミステーキ」、「ハーブソーセージと森のキノコのアヒージョ」がすごく美味しかったです!
ボリューム満点なので、追加オーダー無しでも十分お腹いっぱいになりました。
お風呂は「ブルーリッジホテル」へ!
テントサイト内にお風呂やシャワーはありません。
お風呂は2つから選べます。もちろん料金に含まれています。
徒歩5分の場所にある、「道の駅神鍋温泉ゆとろぎ」のお風呂か、車で5分のところにある「ブルーリッジホテル」。
オカダマ家は「ブルーリッジホテル」を選びました。
時間帯だったのか、お風呂の中には誰もいなくて貸し切り状態でした。
女湯の方も同じく貸し切りだったみたいです。
夜はゆっくりと焚き火など
テントサイトは、夜になるとライトアップされます。
お風呂から戻ったら、テントサイトの下の方にある大きな駐車場で花火を楽しみました。
花火は道の駅に売ってましたよ。
そうそう、道の駅で買ったスイカがめちゃくちゃ美味しかったので、ぜひ食べてみてください!
まるごとも良いですが、カットしたものも売っているので、お手軽にいただくことができますよ。
花火の後は星空を見ながら奥さん、子どもたちと、焚き火を囲んでゆっくり語り合おうか…、なんて思いましたが、お風呂に入ってスッキリ、テント内もエアコンで涼しいので、もう汗もかきたくないし…、ってことで、アウトドアに徹しきれない残念な我が家、テントの中でトランプや人生ゲームを楽しみました。
トランプや人生ゲームは、受付で貸していただくことができます。数に限りがあるのでお早めに。
焚き火用の薪も別途購入することができるので、ゆっくりと揺れる火を眺めたい方はこちらもぜひ。
早めの就寝・早めの起床
自宅ならダラダラと夜ふかししてしまうのですが、22時にはみんな就寝。
いつもよりテンションが高かったですが、寝心地の良いベッドで子どもたちとゆっくり夢の中へ。
夜中、エアコンが効きすぎてちょっと寒くなって目が冷めたりしましたが、翌朝5時に起床。
朝焼けがとてもきれい。
前日に虫の罠を仕掛けていたので、娘が早くそれを見に行こうと。
カブトムシやクワガタを期待しましたが成果は0。
そんなに簡単に捕まってくれませんね。
朝食はホットサンド
8:00になると、スタッフの方がテントまで朝食を届けてくれました。
本来は、「燻製工房・煙神」さんのレストランでバイキング形式の朝食なのですが、コロナの影響で室内を避けて屋外でホットサンドに。
こちらも手軽にできて美味しかったです。
10:00にチェックアウト
朝食を食べた後は、片付けたり、またトランプや人生ゲームをしたり。
すごくゆったりした朝を過ごすことができました。
10:00前にはチェックアウト。
30分後には自宅に到着。
一気に現実に引き戻された感がありますが、とても楽しいグランピング初体験でした!
神鍋高原周辺のご案内
神鍋高原周辺の情報を手っ取り早くゲットしたい方は「日高神鍋観光協会」のWebサイトをご覧ください。
神鍋高原の情報が充実しています。
うえ野平アクティビティ
チェックイン前にちょっとだけ時間があったので、「kannabe 5 sense」から車で5分のところにある、「うえ野平アクティビティ」で遊びました。
マウンテンボードやグラススキー、パターゴルフなんかを手軽に楽しむことができますよ。
時間もそんなになかったので、我が家はトランポリンとぐるぐる回るブランコだけ楽しみました。
「志ん屋」の氷菓
神鍋高原で民宿を営んでおられる「志ん屋」さんの「氷菓」が美味しい!っていうので、帰りに寄りました。
「志ん屋」のご主人とは、「飛んでるローカル豊岡」のライター仲間でもあります。
民宿に宿泊してもらったお客さんに、いちご狩り体験をしてもらうそうなのですが、今年はコロナの影響で宿泊客が激減。
余ってしまったいちごをなんとかできないか、ということで考えられたのがこの「氷菓」です。
このあたりの話は「飛んでるローカル豊岡」の記事が詳しいので、ぜひそちらもご覧ください。
いちごとは別に、小豆の氷菓もあります。
僕はもちろんいちご。
少し酸味があって、とても甘くて美味しい「ベルルージュ」といういちご。
もちろん「志ん屋」さんの畑で作られたものです。
普段、アイスを口にしない我が子達ですが、このいちごの「氷菓」は、美味しい!と食べていました。
本当に美味しいので、お近くに来られた方はぜひ食べて見てください!
シーズンや日によって無いことがありますので、予め問い合わせると良いと思います。
- 「志ん屋」のWebサイト:https://4n8.jp/
- 「志ん屋」のインスタグラム:https://www.instagram.com/shinya__knb/
- 「志ん屋」のTwitter:https://twitter.com/ytr__4n8
その他
- レーズンバターサンドがとても美味しい「Sweets&Books キノシタ」
- ラーメンや麻婆豆腐が美味しい「かどや食堂」
- 蕎麦が美味しい「寿楽庵」
- ハンドメイドとコーヒーのお店「threebirds」
- ラーメンが美味しい「みかんの家」
- 昔ながらのレトロなラーメン屋「松ちゃんラーメン」
「kannabe 5 sense」の注意事項
このご時世なのでサイトに記載されている内容と異なることがいくつかありましたので、気になる部分は予め問い合わせしておきましょー。
- 食事中の追加オーダーなどは休止。予め予約が必要。(食事
付きプラン) - 朝食はバイキング形式を廃止し、各テントで作る「ホ
ットサンド」に変更。(食事付きプラン) - 食材や飲み物の持ち込みは自由(無料)。(食事付きプラン
、素泊まりプラン) - 「STAY 豊岡」には未対応。
豊岡市が宿泊費を一部補助する「STAY 豊岡」。「kannabe 5 sense」は今シーズンのオープンが7月後半だったので、当初7月一杯とされていた「STAY 豊岡」には対応しなかったようです。 - 「GO TO キャンペーン」には未対応。
今後どうなるかわかりませんので、念の為「宿泊証明証」はもらっておきましょう。
グランピング初体験「kannabe 5 sense」まとめ
本当は、7月の4連休に行く予定だったのですが、雨の予報だったため、1週間ずらしたんです。
キャンセル料が必要な日にちに差し掛かっていたんですが、1週間ずらすだけならキャンセル料無しで予約し直すことができたり、とても柔軟に対応してくださったのはありがたかったです。
そんなこんなで、天気がとても良く、楽しいグランピング初体験でした。
車で30分の場所で行ける、というのもまた新しい豊岡の楽しみ方のひとつではないかな、と思います。
アウトドア初心者のオカダマ家なので、色々勝手が分かりませんでしたが、ほぼ手ぶらで行けるグランピングというシステムは、我が家にとてもマッチしていました。
といっても、やっぱり着替えや諸々必要なものはありますので、手ぶらでは無理ですけどねー。
子どもたちもいつもと違う時間を楽しんでくれたので、本当に良かったと思います。
やっぱり子どもたちは外で遊ぶのが好きなんですね。
豊岡市周辺には、他にもまだまだキャンプやグランピングの施設がたくさんありますので、近場で楽しむ手段のひとつとして、アウトドアを体験してみたいと思います。
「kannabe 5 sense」のグランピング、快適で楽しかったです。
ぜひぜひ!
kannabe 5 sense
〒669-5372 兵庫県豊岡市日高町栗栖野60-1
TEL:0796-20-9845
kannabe 5 senseのWebサイト:http://5sense.site/
kannabe 5 senseのインスタグラム:https://www.instagram.com/kannabe_5sense/
*営業時間・定休日・メニュー等は公式情報を確認してね!
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