豊岡市には空港があるんです。
今年で開港25周年を迎えた、その名も「コウノトリ但馬空港」。
「コウノトリ但馬空港」と「伊丹空港」の間を、朝と夕方の1日2往復しています。
豊岡から伊丹空港まで片道40分で到着。
車や電車、バスなら、片道約2時間半くらいなので、約1/4くらい時短になります。
運賃も豊岡市民であれば助成金で電車やバスとあまり変わらなくくらいの費用で伊丹まで行くことができます。
※豊岡市民ではなくても助成を受けられるパターンありますので、詳しくはこちらをご覧ください。
時と場合によって使い分けると、大阪方面へはかなり便利な交通手段の一つです。
ちなみに、伊丹空港で乗り換えると東京(羽田)へは最短2時間で行くことができます。
そんな「コウノトリ但馬空港」で、早朝に普段絶対に入れない滑走路に入ってマラソンする!っていうイベントがあったので、家族4人、全員で参加してきました!
早朝マラソン、気持ちよかったですよー!
コウノトリ但馬空港の「滑走路早朝マラソン」に参加してきたよ!
9月29日に行われた、コウノトリ但馬空港の「滑走路早朝マラソン」。
今年で3回目だそうです。
普段絶対に入れない滑走路に入ってマラソンするっていうイベント。
全国的にも珍しいイベントで、注目されているそうですよ。
約1.2kmの滑走路を往復して約2.4kmを走ります。
実は豊岡にUターンしてきた2年前の第1回も参加したんです。
第2回の昨年は、申し込みはしてたんですが、雨で順延になった子どもの運動会の日とかぶってしまって、キャンセルしたんです。
そして今年の3回目。
参加受付は、7月26日からされていたのですが、たまたま受付終了日の9月17日に「あれ、そう言えば空港のマラソン大会っていつだったっけ?」と思い出し、その場ですぐにエントリー!
運良く思い出せて本当にものすごくラッキー!
第1回目は息子が生まれたばかりだったので、奥さんと息子は見学、僕と娘だけが走りましたが、今年は奥さんも走る気満々なので、それなら息子はベビーカーに乗っけて参加しよう!ってことになりました。
それくらいあまり制限がないゆるいマラソン大会です。
ちなみに参加費は、大人1,000円、子ども500円。
滑走路内でなにかあった場合の保険料などが含まれているそうです。
6時から6時30分までに受け付けをして、6時45分スタートなのでかなり早起きです。
といっても、僕も奥さんもそもそも3時とか4時とか5時に起きているので全く問題なし。
5時30分くらいに子どもたちを起こして、軽くご飯を食べさせたり身支度をしたりしてレッツゴー。
こういうイベントのときって、なんで子どもたちはあんなにス…!っと起きるんですかね。
いつもはグズグズなのに…。
早めに出たはずなのになんやかんやで結構ギリギリに到着。
もうたくさんの参加者の方たちが来られていました。
なんとか無事に受け付けを済ませて滑走路へ。
滑走路に入る前には荷物のチェックがあります。
刃物、ハサミなどの危険物を持ち込んではいけません。
滑走路には絶対にゴミを落とさないように、ヘアピン一本も落としてはいけません、と案内がありました。
それくらいデリケートな場所でマラソンなんて…!
我が家のエントリー番号が140番台だったので、参加者はザッと150名くらいでしょうか。
早朝にも関わらず多くの方が参加されていました。
子どももたくさんいました。
我が家と同じように、ベビーカーに赤ちゃんを乗せて参加されている方もちらほら。
一通りの説明が終わり、いよいよスタート。
今回、僕は膝が痛いので、息子をベビーカーに乗せてゆっくりとほぼ徒歩での参加。
奥さんと娘はとっとと走り去って行きました。
誰も居ない滑走路、すごく気持ちいい!!
「コウノトリ但馬空港」のマスコットキャラクター「たじまる」が見送ってくれました。
足が長い…。
往復2.4kmなので、本気で走っている方たちがあっという間に折り返して戻ってきます。
奥さんと娘は一緒に仲良くスタートしたはずなのに、娘だけ先にすれ違って、少し遅れて奥さんともすれ違いました。
後で奥さんに聞くと「速攻置いてかれた…」と言うてました。
僕は最後から数えた方が早いくらいの位置で、のんびりと歩きながらボチボチと。
息子はベビーカーに乗りながらご機嫌です。
この位置にいる方たちは、写真を撮ったり、喋りながらゆっくりと歩いておられます。
滑走路の一番端っこ、折返し地点。
遠くの山の稜線がきれいです。
息子は頑なにベビーカーから降りようとしませんでしたが、最後のゴール直前くらいに、なんとか降りてご機嫌な様子でちょっとだけ走ってくれました。
娘は14分台、奥さんは17分台、僕と息子はだいぶ遅れて28分30秒でゴール。
ほぼベビーカーだった息子も、完走証をいただくことができました。
飛行機の発車時間の兼ね合いもあり、制限時間が設けられていたのですが、どうやら参加者全員、制限時間内に完走したようです。
ゴール後は、ドーナツと飲み物がいただけます。
全員がゴールしてしばらくした後に、上位8名だけの表彰式がありました。
小学生も入賞してましたよ。すごいな。
みなさん、記念の寄せ書きをされてました。
くじ引きで、エントリー番号の下1桁の数字が「3」の人には「コウノトリ但馬空港」のオリジナルバスタオルがもらえました。
143番の僕は見事にゲット!
最後に参加者みんなで記念撮影をしてイベントは終了。
運動の秋にふさわしい、早朝からのとても爽やかで気持ちいいイベントでした。
また来年も同じ時期に企画されるそうなので、興味がある方は是非チェックしてください。
大体7月下旬くらいから受け付けが始まります。
詳しくは「コウノトリ但馬空港」のホームページをご覧ください。
「コウノトリ但馬空港」を利用するにあたりちょっとだけ改善してほしいこと
実は僕、まだ「コウノトリ但馬空港」を使ったことがないんですよねー。
フライトの時間が微妙で。
午前中は10時発、10時40分に伊丹空港到着。
そこからバスもしくは電車で30分くらいかけて大阪市内へ。
こうなると、移動で半日つぶれちゃうことになるんですよ。
電車は10時に大阪着の特急電車がありますし、車だと好きな時間に出発できるので、大阪で9時とか10時の打ち合わせも可能になります。
発車時間は早すぎても利用者が困るだろうし、色々な兼ね合いがあるので仕方がないとは思います。
ですが「コウノトリ但馬空港」へのアクセスをなんとかしてほしいなぁ、と思います。
空港へはバスか車で行くしかないのですが、バスだとこのフライト時間にまったく合わない時間にしか運行してないんですよ。
- バスの時間についてはこちら(PDF)をご覧ください。
どうせならもうちょっとこう、色々な機関が協力して利用しやすいように考えてくれたら利用者も増えるんじゃないかなぁと思います。
あと、助成金の申請が若干めんどい…。
ただ利用したことがないからだけなのかもしれませんが、このページを読むとやっぱりなんだか面倒そうだなぁ、って思っちゃいます。
これはページの作り方だけのような気もしますが…。
- 助成金の申請についてはこちらをご覧ください。
豊岡に住んでる人は助成金で運賃がかなりお安くなります。
これはすごくありがたいですよね。
早割もあるようなので、利用するときは早めに予約しよう。
※豊岡市民ではなくても助成を受けられるパターンありますので、詳しくはこちらをご覧ください。
とまぁ、思うことは色々とありますが、空港があること自体すごいことだと思いますし、こうやって楽しいイベントで盛り上がったりするのは良いことですよね。
東京への直通便ができたらもっと利用者は増えるし、何より関東方面からの観光客の方も更に増えるんじゃないかな、と思います。
今、高速道路も更に伸びる工事が進んでいますし、こういったインフラも整備されていけば、人の流れも増えるので、豊岡や但馬、北近畿エリアもちょっとずつ活性化していけばいいなぁ、と単純に思います。
ちょっと話はそれましたが、今回参加したコウノトリ但馬空港の「滑走路早朝マラソン」は、空港のイメージも良くなりますし、認知してもらうにはとてもおもしろいイベントだと思います。
また来年も参加できたらいいな!
みなさんも是非、あの早朝の気持ちの良い滑走路を走ってみてはいかがでしょうか。
来年は一緒に参加しましょー!
コウノトリ但馬空港
〒668-0081 兵庫県豊岡市岩井字河谷1598-34
TEL:0796-26-1500
コウノトリ但馬空港のWebサイト:http://www.tajima-airport.jp/
*営業時間・定休日・フライト時間等は公式情報を確認してね!