豊岡におしゃれなカバン店「Maison Def(メゾンデフ)」がオープンしたよ!

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豊岡の地場産業であるカバン。

豊岡のカバン産業は全国生産の8割を占めるほど、カバン作りで日本一の生産量を誇ります。

現在も市内には200社近い関連企業があり、豊岡でしかできないような特殊な技術をもった職人さんがたくさんいらっしゃいます。

そんなカバンの町、豊岡には「カバンストリート」という観光名所になっているストリートがあるんです。

カバンの販売店はもちろん、カバンの修理やクリーニングを行っているお店、その他にも宝飾店、洋服店、美容室、飲食店、陶器店など、27のお店が軒を連ねています。(うち14店舗がカバン関連)

そのカバンストリートの端っこにある、オカダマもちょくちょく遊びに行ってる元老舗料亭「とゞ兵」さんの一角に「ここは代官山か!!?」というくらい、豊岡には今まで無かった、とてもおしゃれなカバンのお店「Maison Def(メゾンデフ)」がグランドオープンしました!

目次

豊岡におしゃれなカバン店「Maison Def(メゾンデフ)」がオープンしたよ!

3月22日がグランドオープンでした。

前日の夜はオープニングパーティーで招待されてたのですが、胃腸風邪でちょっと体調が悪くて行くことができませんでした。

このご時世ですので、体調の悪い者が参加するのはよろしくない、という判断です。

「Maison Def」のオーナーさんとは元々顔見知りだったので、オープンの翌日になりましたが、このタイミングでじっくりと話を聞かせていただきました。

「自分をカバン職人として育ててくれた豊岡に貢献したい!」っていうアツい想いをもったオーナーさん。

ちょっとのつもりだったのですが、いろいろな話でかなり盛り上がってしまい長時間お邪魔してしまいました。

ものすごく楽しかった!!

「Maison Def(メゾンデフ)」とは

デザイナー兼オーナーさんが、2017年4月に、前職の豊岡の大手カバンメーカーを退職して立ち上げた独自のカバンアトリエ。

前職のカバンメーカーは、すべての部署を研修でまわるという方針のだったそうで、入社後、約1年半かけて、営業から企画、納期管理、製造、縫製、修理、販売までカバンに関する基本的なノウハウや、カバン業界の仕組み一通りを徹底的に叩き込まれたそうです。

原価計算、効率化、カバンを作って売ること。

こういう構造や縫製をすると、どのような不具合がおこるかなど、カバン作りのセオリーを学ばれました。

そしてカバン作りの腕は、会社に長年勤めておられる凄腕の職人さんが多く在籍されていたので、その背中を見て技術を学んだそう。

東京、名古屋、大阪など、豊岡以外のカバンの産地はたくさんありますが、それぞれでセオリーや特徴があるらしいです。

百貨店などのカバン売り場でカバンを見ると、構造や縫製などを見るとすぐにどこの産地かが分かるんですって。

そうやって約10年間、しっかりとカバン作りと向き合い、満を持して独立。

最初はオーナーさん自身も音楽をされていることから、ギターストラップの制作からスタートし、東京などの大手楽器店とも契約して取り扱ってもらおられます。

ギターストラップを制作しながらカバンの構想を練り、生まれたのが世界観が異なる全く別物の2ラインの自社ブランド。

「clipmarks warehouse(クリップマークス ウェアハウス)」

カジュアルでデニムなどの古着にも合わせやすい定番のデザイン。

革を作るときに、四方八方から革の端をクリップでピーンと引っ張った状態で鞣(なめ)した革を、乾燥させてオイルを塗ったり様々な処理をします。

オーナーさんは、このときにできるクリップの跡がものすごく好きで「クリップマーク」という言葉をブランド名に入れたそうです。

そして、ウェアハウスとは倉庫を意味します。

「clipmarks warehouse」にはコンセプトストーリーがあります。

「クリップマークス社」という架空の会社が存在していました。

その会社が社員に支給していたユニフォームやワークウェア。

何十年か後、その会社は無くなってしまったが、会社の倉庫の中で時を経て熟成された状態で現代に突然現れる。

「倉庫から発掘されたデットストック」。

ちょっと時代が特定しづらいようなオールドスペック、素材を使っていろいろなものをデザインする、というのがコンセプト。

カバンはもちろん、服や靴も手掛けます。

服や靴を作るのも、カバンショップ、ブランドとしてのライフスタイルの延長上なのです。

カバンに使っているのは、アメリカ産のミルスペックのテント生地。

それにパラフィン(蝋)を入れたもの。

そしてジャケット(作業着、ワークウェア、エプロン)は、このカバンに使っている素材の品種違い。

蝋を入れずに、微生物が入った水でウォッシュをかけたもの。

微生物を入れてウォッシュかけることによって、野ざらしにしたときにでるボロボロの布の風合いを出しています。

このジャケットは、革や金物を傷つけないように比翼仕立てのクラフトマンのことを細部まで考えられた仕様。

制服として採用されている会社も多いそうです。

ワークウェアなので、自宅の洗濯機で洗うことができます。

 

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まだまだ先行予約受け付け中! アウターは @clipmarkswarehouse とのコラボ!洗濯機で丸洗いできるこのアウターは、豊岡市でであったデザイナーが着ていた物に一目惚れ、そうして @clipmarkswarehouse とのコラボが実現、作業着として着用されているアイテムだからこそかっこよさがしみる。 展示会でのアーティストオーダーナンバー1アイテムになります。 したには合わせてちょうどちらみせ丈せ #レイヤーが美しい新作デニムスカートをin+) 今日も私の新しい先輩 @gamecat_1218 に影響されまくりショット🤣 プロフィールURLからオーダー可能です! . [受注の仕方] ターミナルオーダーというWEB受注システムを使います! 会員登録いただいてからの商品オーダーになりますので、ご協力宜しくお願い致しますm(_ _)m . 使い方迷ったらDMください😚 . #pascalmariedesmarais #pmd #2020

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そしてこの「clipmarks warehouse」のジャケットは、元モデルでタレント、今はファッションデザイナーとして活躍されているマリエさんとのコラボも実現したのだそう!すごい!

取材中にも何組かお客さんが来店され、このワークウェアを購入して帰られました。

こちらはかなり人気の商品です。

「sinistra(シニストラ)」

ラテン語で「左手で演奏する」という意味。

オーナーさんが左利き、ということから命名された「シニストラ」。

「clipmarks warehouse」がカジュアルな反面、「sinistra」は尖ったモード軸。

こちらのブランドは、とにかくいろいろな部分で攻めていると。

めちゃくちゃ良い素材、攻めた素材、攻めた構造。

ファスナーひとつをとっても、とてもめずらしいものをわざわざイタリアから取り寄せているというこだわりっぷり。

なので、ハイスペックで高価格。

攻めてはいますが、カバンの作り手として、絶対に外してはいけない部分はしっかり押さえ、カバンとしての機能は確実に果たし、ユーザーを不安にさせるようなことは絶対にしないカバン、というコンセプト。

デザインはシンプル、色も黒が基調。

セレクトショップとしての「Maison Def」

上記2ラインに該当しないものは、ショップオリジナルの商品として「Maison Def」というタグを付けて販売します。

「Maison Def」はセレクトショップでもあるので、カバン以外にもオーナーさんと公私ともに交流のあるファッション系のデザイナーや、アーティストの商品や作品も展示、販売していくとのことです。

「カバンショップ」という大前提はありつつも、その時々で色々と変化していきます。

「Maison Def」のオーナーさんについて

福岡県出身のオーナーさん。

福岡県で大学生だったころ、ある雑誌に掲載されていた豊岡のカバンストリートの特集を見て豊岡に興味を持たれ、勢いで豊岡にやってこらたそうです。

この時点でだいぶぶっ飛んでますね。笑

大学時代から、自分で洋服やカバンを作ったりしていたので、ものづくりに対して興味はものすごくあったそうです。

自分のことを「洋服ジャンキー」と表現されるほど、洋服やファッションに関しての知識がとても豊富。

福岡時代は、「アレキサンダー・マックイーン」や「ディオール」など、ゴリゴリのモード系の洋服を着ていたそうです。

かと思えば「リーバイス」など古着を着る自分もいるし。

モードな自分、古着な自分、この2面性。

ブランドを2ラインに分けたのは、自分の中にある両面性を表現したかったと。

元々自分のブランドだけをやっていこうと思っておられましが、独立してからいろいろなバイヤーやブランドの人に会うと、みんなカバンを作りたがっていることが分かりました。

取引先はほとんどが関東方面のブランドやセレクトショップだそうです。

最初は地道に、東京で展示会に出して、徐々にセレクトショップやファッションブランド系のバイヤーに気に入ってもらって。

現在では、10数社のブランドと契約してカバンを手掛けるまでに。

そしてなんと、来年の6月にはパリで展示会をする予定だそうですよ!

自身を「洋服ジャンキー」と表現されるほどのファッションオタク。

「このブランドのあのシーズンのコレクションのこのアイテムのイメージで」といわれても大体分かるんだそうですよ。

そして培われた経験豊富なカバンの知識、材料や現物のストックなどを合わせて、アパレル、ファッションブランドのデザイナー、バイヤー側からすると、ものすごく話を理解してくれて、イメージを共有しやすいそうです。

これは「Maison Def」のオーナーさんだからこそできること。

単に、ファッションのことを何もしらない、ごく普通のカバン屋の営業マンと話をするよりも遥かにスムーズ。

こういうことがクチコミでファッション業界に広がり始めて、いろいろな引き合いがあるそうです。

カバンを作るというものすごく高いスキルの職人さんはたくさんいるけど、そことは別に、ファッションのセンスや知識を絡めて、様々な提案や話ができることが、「Maison Def」としての大きな付加価値であって、他社との大きな差別化になっているんですね。

こうやって、アパレル、ファッション系のお客さんと仕事することが、オーナーさんにとってもとても刺激的で、勉強になることが多いそうで、商品のクオリティーやデザインセンスの向上にも繋がっているんです、とおっしゃっていました。

「Maison Def」は「ジャガー・ルクルト」になりたい

いろいろ話は聞いたのですが、時計の話がすごく分かりやすくて面白かったです。

「レベルソ」というシリーズの時計が有名なスイスの高級時計マニュファクチュール「ジャガー・ルクルト」。

「パテック・フィリップ」「ヴァシュロン」「オーデマピゲ」など世界最高峰と言われる有名な時計ブランドがあります。

そして「ジャガー・ルクルト」も世界の5本の指に入る時計ブランドです。

時計ブランドの価値、評価の高さの一つとして、「マニファクチュール」であること。

「マニファクチュール」というのは、外注せずに全ての工程を、自社で一貫製造する時計メーカーのことを指します。

世界の5本の指に入るようなブランドは、全てこの「マニファクチュール」。

そしてもちろん「ジャガー・ルクルト」も。

この「ジャガー・ルクルト」は、「マニファクチュール」で最高峰の時計ブランドでもあるし、なおかつ、他のブランドにノウハウや時計のパーツを提供しているのです。

他の「マニファクチュール」と呼ばれる時計ブランドは提供していないですって。

例えばファッションブランドの「ラルフローレン」の時計のコレクションに、「ジャガー・ルクルト」が技術を提供しているのです。

しかも公式に!

高級ブランドの中でも、時計の中の機械部分を別の専門の業者から仕入れて、表側のデザインだけを見てね、評価してね、ということが一般的なのだそうですが、「ラルフローレン」は「うちの時計はあのジャガー・ルクルトの技術を組み込んでいるので、デザインはもちろん、時計としての価値も最高峰で間違いないものですよ!」と堂々と公表しているのです。

「Maison Def」はこの「ジャガー・ルクルト」のようなことをやりたい。

ファッションブランドのカバンだとしても、このカバンは「Maison Def」が手掛けているのであれば間違いないよね!

OEMだけど、ちゃんと「Maison Defが手掛けているものだから大丈夫」という太鼓判を押されたカバンのブランドにしていきたい。

「○○○○○」という有名ファッションブランドのコレクションだけど、手掛けているのは「Maison Def」だから、カバンとして機能や性能、素材は間違いないもの。

エンドユーザーはもちろん、ファッション業界のデザイナーにも、カバンで何か尖ったものを作りたいときは、「Maison Def」に相談しない手はないよね、というところまで「Maison Def」の価値を高めていきたい!とおっしゃっていました。

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それができたら、本当にすごいことだと思いますが、今現在、実際にそういう動きをされていて、引き合いもたってきているそうですよ。

カバンストリートへの移転した経緯

「Maison Def」は生田通りにアトリエを構えていたのですが、展示販売はしていませんでした。

お客さんと打ち合わせしたり、作業を行うための作業スペース的な感じでした。

起業してから約2年後の、2019年2月、「とゞ兵」のオーナーさんと出会います。

「カミノコーヒー」さんでボーッとコーヒー飲んでたらナンパされた、とおっしゃってました。笑

「とゞ兵」も元老舗料亭の跡地をどういうふうに利用していこうといろいろな構想を立てていたころ。

「とゞ兵」の一角を「Maison Def」の旗艦店にしないか、という話が持ち上がりました。

起業するときに、自分の店を持ちたいな。

店を持つならカバンストリートでやりたい。

でもカバンストリートには空いてる店舗がない。

起業した当初は商品ラインナップも少なかったし、お金もない、何よりまだそこまで自信がなかったそうです。

ですが、いつかタイミングが合えば…、と構想はありました。

「自分の店を持ちたい」という想いの根底には、エンドユーザーと対話しながらカバンを見てもらいたい、という想いがあったそうです。

前職のカバンメーカーで働いていたときも、百貨店などで展示会したときに、お客さんに、ひとつひとつのカバンのこだわりやストーリーを話すと、その良さをきちんと理解してくれた上で喜んで購入してくれた、という経験がすごく嬉しかったんですって。

作り手と買い手が直接対話をして、物と一緒に想いまで気に入ってくれて持って帰ってもらいたい。

こういう感覚はこれからの時代、もっと必要になる。

そういうスタイルのお店を持ちたい、と思ってたら「とゞ兵」のオーナーさんに出会うのです。

ものすごく奇跡的な出会い。

いろいろと助成金の手続きや申請などで、紆余曲折はあったそうですが、2019年11月から工事がスタート。

そして、2020年3月22日にグランドオープンを迎えました。

ちなみに、この「Maison Def」の店舗の内装デザインは「とゞ兵」のオーナーさんなんですよ。

「とゞ兵」のオーナーさんの本業は、実は某大手ファッションブランドの店舗デザインも手掛ける内装屋さんなんです。

この話は長くなるのでまたどこかで…。

カバンストリートへの想い

本当に、いろいろなご縁でなんとかここまできましたと。

なんとかこの恩を、豊岡に、カバンストリートに還元していきたい、というとてもアツい気持ちを持っておられるオーナーさん。

最悪自分一人でもカバンを作れるノウハウは身につけてきたつもりだけれど、豊岡にいる四六時中ミシンを踏み続けている職人さんには到底かなわない。

そういう職人さんたちの近くで更に技術を学び、良い関係を保ちつつ、良いものを作る。

お店を持つにあたって、地元の福岡に帰ろうか、それとも情報発信に有利な近畿圏の都会である神戸に移るか、という選択肢もあったそうですが、今の自分があるのは、豊岡に育ててもらったから、という恩がある。

そして、良いものを作る上で、豊岡の職人さんとのコミュニケーションは必須なので、豊岡から離れて、電話など遠隔でやり取りするのも何か違う。

神戸ですら離れすぎていると思ったそうです。

スタートラインとして、良いものを作るには、作り手の先人たちの近くに居ないでどうするんだよ、と。

職人さんたちとの結びつきの強度が全然違うし、実務的にもいろいろな伝達ミスが少ない。

送料もかからないし、時間も短縮できる。

豊岡でやることの面白さもあるし、カバンストリートの方や、豊岡全体が期待してくれてることも感じる。

本当に、豊岡でスタートして大正解でしたよ!とおっしゃってました。

そうそう、取材中に市長がフラっと来店されたんですよ。

ニューオープンのお店ということで、気になって見に来られたそうです。

身軽な市長!

ちなみに、オカダマの母親も実家でカバンの内職をしています。

専用のミシンで、空いた時間に学生のカバンを縫っていますし、親戚のおばちゃんは、とある大手ブランドのカバンを縫ってました。

こういう話をオーナーさんとしていると、豊岡は元々そういう産業が根付いていて、カバンを作るというのが日常、身近な所にいろんな技術を持った職人さんが普通にいるんですよ、やっぱり末恐ろしい町です、と笑っておられました。

豊岡のカバンの量産化の技術はやっぱりすごいものがある。

職人さんがたくさんいる豊岡というのは、すごく仕事が早くてスムーズ。

だけど、やっぱり豊岡でも職人は減っていることについては危機感もあるので、自分でしなくても良いことは積極的に外の職人さんに仕事として回すそうです。

こうすることで、カバン産業への貢献につながるのではないかと、おっしゃっていました。

豊岡(あえて地方で)やることの面白さ、理由

僕が豊岡や地方で活躍している方に必ずする質問があります。

「ここ(地方)でやることの面白さや理由ってなんですか?」

もちろん「Maison Def」のオーナーさんにも聞いてみました。

それは、

圧倒的に余計な「ノイズ」が少ない。

都会にはいろいろな情報、音、光があって、それはそれでとても楽しくて嫌いではないけど、ものづくりをする人間として、一つのものに向き合うってデザインするときに、その「ノイズ(雑念)」が無いというのが、とても大事。

実際に「Maison Def」のお客さんが豊岡に来られたときに、それを感じられるそうです。

静かで制作する環境としては本当に適している。

余計な情報が無いから、自分から動かないと欲しいものは手に入らない。

だから何かを生み出す作業には向いている。

情報が多すぎると、本当に欲しい情報にたどり着くまでに余計な時間がかかる。

オーナーさんの仲間も、海外で経験を積んで、東京に戻り、そして今は静かな地方(地元)に移住して制作活動をしてる方も多いそうです。

他にも、長野や京都に移住を検討している人も多いのだとか。

「Maison Def」のお客さん自体も、作品の展示会をパリなど海外で行うので、実際に会うのは海外っていうことも多々あるそうで、それなら別に制作する場所は、都会でなくても良くない?ということらしいです。

僕自信も3年前に大阪から豊岡にUターンしてきたので、その辺りの感覚はすごく分かります。

実際、Uターンして3年、大阪の方と仕事する上で豊岡に居ることがマイナスに働いたことは皆無に等しいです。

地方でも十分にやっていける、というのを身をもって感じています。

もちろんね、近くにいればすぐにご飯に行ったり、遊びに行ったりすることはできます。

でもそれって、年に何回あるの?って話です。

1、2ヶ月に1回あるかないかくらいの頻度。

それなら、たまに豊岡から都会に出張に行って、そのときに会えば事足りることです。

なので、僕も「Maison Def」のオーナーさんと同様に、豊岡に本拠地を移して良かったな、と思っています。

都会にはたまに遊びに行く、ってくらいの感覚がちょうど良い。

地方で暮らすことや仕事することが100%正解ではないことも分かってるし、都会で活動すること、地方で暮らすこと、それ自体が良し悪しではないっていのは重々分かっています。

都会のほうが便利だし、刺激的なことがたくんさんあるので、やっぱり面白いな、って思う部分もたくさんあります。

ただ、今の時代、覚悟さえあれば仕事はどこだって何だってできる、っていうこと。

オーナーさんと話してて、それを強く感じました。

こういう人が増えれてば、地方ももっともっと面白くなっていくに違いないです!

「Maison Def」の今後の展望

良い作品を作っていくことは大前提。

それを豊岡から都会はもちろん世界へ向けて、どんどん発信して行きたい。

そしてせっかくの広いお店、スペースを活かして、都会で活動しているアーティストやデザイナーを招いて、作品の展示やポップアップショップをしていきたいそうです。

豊岡の人には都会的な新しいモノを。

都会の人には豊岡ならではのモノ、環境を。

そうやって、いろいろな人と協力してより良い作品作りや面白いイベントを企画していけたらいいな、とおっしゃってました。

今後、豊岡で大注目のカバンブランド「Maison Def」。

豊岡だけではなく、全国に、そして世界に向けて豊岡の面白いことを発信していってほしいと思います。

本当にいろいろな話ができて楽しかったです。

ファッション業界の話や、カバン業界のいろいろな話。

ファッションに関しての豊富な知識は本当にすごいな、と思いました。

「ジョジョの奇妙な冒険」や「ハンター×ハンター」を取り上げてのブランディング理論の話は面白かったな!笑

取材中もひっきりなしにお客さんや知人の方が激励にこられて、オーナーさんの人柄の良さや、豊岡のみなさんに愛されているのをすごく感じました。

「Maison Def」、今後間違いなくカバン業界をにぎやかにしてくれるブランドだと思います。

豊岡に来られたときにはもちろん、東京や大阪で「Maison Def」を見かけた方は是非手にとって見てください。

「Maison Def」、おすすめですよ!!

Maison Def

〒668-0033 兵庫県豊岡市中央町18

Maison DefのWebサイト:https://www.maison-def.com/

Maison Defのインスタグラム:https://www.instagram.com/maison_def/

Maison DefのFacebookページ:https://www.facebook.com/MaisonDef

clipmarks warehouseのWebサイト:https://www.clipmarkswarehouse.com/

clipmarks warehouseのインスタグラム:https://www.instagram.com/clipmarkswarehouse/

sinistraのWebサイト:https://www.s-n-s-t-r.com/

sinistraのインスタグラム:https://www.instagram.com/sinistra_atelier/

*営業時間・定休日・メニュー等は公式情報を確認してね!

 

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