フリーランスになる前に10数年勤めていた大阪の制作会社に遊びに行ってきたよ!

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先日、大阪へ出張に行った際に、僕がフリーランスになる前に10数年勤めていた大阪の制作会社の近くで打ち合わせがあったので、フッと、

「行ってみようかな…」

と思ったんです。

会社の場所は、大阪梅田の中心街から少し外れた、今大阪でも若者で賑わう注目のお洒落スポット中崎町。

カメラ、写真に興味を持ち始めた当時。

今よりちょっと尖っている感じの写真と一緒に、会社に訪問したときに思ったこととか感じたことを残しておこうと思います。

あー、ノスタルジック…!

目次

フリーランスになる前に10数年勤めていた大阪の制作会社に遊びに行ってきたよ!

ものすごく意気込んで、「よし、乗り込んでやろう…!!」と思ったわけではなくてね、大阪出張で、たまたま勤めていた制作会社の近くを通り、なつかしいなぁ、と思ったのがきっかけ。

「みんな何してるかな?元気かな?まだ働いているかな?」

そう思ったら、無性に行きたくなって、当時一緒に働いていた同期入社の同僚にメールを送ってみました。

「どうも、お久しぶり、以前御社で一緒に働いていましたオカダマです。大阪出張で久々に会社の近くを通ったもので、特に何って用事はないですが、15分位遊びにいってもいいですか?」

とメールをしました。

なんだか妙に緊張しました。

10分後くらいに「お久しぶり。元気ですよ。バタバタしてますが、15分位なら大丈夫です。」と返信をくれました。

そんなわけで、長年通った道をたどり、路地を入って会社の玄関へ。

社屋の奥の方の喫煙所から、「誰や、誰や!?」的な視線を感じつつ、会社を辞めて8年ぶりくらいに玄関を開けました。

おー、変わっていない。

当時のまま。

受付の女性の社員さんも同じ。

「こんにちは、お久しぶりです。」

と挨拶すると、一瞬誰か分からない感じでしたが、

「おーーーーー!オカダマさん!どうしたんですか?」

と覚えてくれてました。

事情を説明して、元同僚を呼んでいただき、打ち合わせ場所に案内してくれました。

社長が変わっていたよ!

そうこうしていると、奥からさらに「あ!!!」という顔で、見たことのない若い男性の社員さんが近寄ってきて、「そうしたんですか!?」と声をかけてくれました。

「誰…?」

と思ってIDカードの名前を見ると、僕が辞める前に入社してきた当時の社長の息子さん。

15キロ位ダイエットして、ものすごくほっそりしてました。

「誰やねん!って思ったわ!笑」

とものすごくタメ口で談笑したものの、彼、なんと数年前にお父さんから跡を継いで今は社長になっているんです。

「しゃーちょーーー!!偉くなってぇ!」

と部外者の僕は当時のノリでお話をさせていただきました。

時代は流れてますねー。

元同僚は一回り大きくなっていたよ!

当時から少しふっくらしてたのですが、一回りでかくなってました。

「おー、どうしたん、でかなってるやん。笑」

「そうそう、社長はほっそりされて、俺は大きくなった。笑」

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と同席してくれていた社長と3人で話をしていました。

会社の近況を聞いてみたよ!

一応儲かってる!

社長に「儲かってるの?」と聞いてみたら「えぇ、まぁそれなりに!」とニンマリしてました。

そうなんや、このご時世、儲かってるなんて素敵ですね!

僕が勤めていた時も赤字ではなかったですが、儲かってるって感じはしなかったんですがね。

まぁ、係長クラスだったので会社の内側のことなんか分かりませんでしたが。

残業が無くなってる!

20時にタイムカードを押すとびっくりされると。

ここ1、2年で、残業を0にすることができた、と社長が言ってました。

色々がんばりましたもん、と苦労がうかがえました。

僕が勤めていたときは、日付が変わるくらいまで、普通に残業してましたからね。

特に、この元同僚なんてひどいもので、終電に間に合わないからタクシーで帰ったりしてました。

それが残業なしで、定時の17時半には帰れるんだって。

いやー、超ホワイト企業ですね。

役職が変わってる!

元同僚は課長だったのですが、役職がはずれたとか、僕の元上司の課長が部長になってるとか、後輩が課長になってるとか、誰々が○○の役職ついてるとか、「えー、あの人が課長?部長?」「あの人は辞めて今○○してる」みたいな話がとてもおもしろかったです。

やっぱり会社に長くいると、色々な役職がついたりとれたり、なんだかそれはそれで大変だなぁ、と思いました。

給料をあげるためには、昇進しなければなりません。

僕も係長クラスになったときに、部下の評価をしなければならない立場になり、それがものすごくストレスでした。

そして、部下の仕事のやり方や、生活態度、成果について、目を配ったり、アドバイスしたりするというのが、どうも性に合わない。

当時は、そんなこと、勝手にやっておけよ、俺そこまで面倒みないといけない?と思ってました。

係長としての自覚がなかったんですねー。若気の至りです…。

わらわらと色々な人が会いに来てくれたよ!

僕が辞めた8年位まえの社員さんが結構残っておられるみたいで、「今オカダマが来てるらしい」というのが社内で噂になり、当時の上司と同じ部署で働いていた人たちが顔を見せにきてくれました。

これは嬉しかった。

勝手な都合で辞めていった僕みたいな人間は、たぶん恨まれているだろうなぁ、と思っていた部分もあるので、みなさん「久しぶりやなぁ、あんまり変わってないなぁ」と普通に話してくれたのがすごく嬉しかったです。

  • ちょっと老けて白髪頭になった隣に座っていた面白いデザイナーのおじさん。
  • いつもクールにツッコミをいれてくれてたデザイナーさん。
  • 名前を聞いても顔がでてこなかったエンジニアくん。
  • 当時と本当に見た目が変わっていない年齢不詳の元上司。
  • ちょっとふっくらされた毒舌が面白い女性の社員さん(今は課長)。
  • 酔っ払うとタチの悪い専務。
  • 一週間前まで軽い脳梗塞で入院していた元営業部長。

僕が辞めてから8年。

みなさん、この8年間、この会社を必死で支えてこられたんだなぁ、すごいなぁ、と思いました。

勇気を出して訪問してみて良かったよ!

そんなこんなで、結局30分以上、お邪魔してしまいました。

いろいろな話が聞けて、とても刺激になったし、当時と変わらず、普通に接していただけたのは本当にありがたいなぁ、と感謝の気持ちでいっぱいになりました。

訪問した夜に、隣に座っていた面白いデザイナーのおじさんがわざわざ電話かけてきてくださって、

「もうちょっと話したかったわー、僕の心の友だったのに。また飲みに行こう!」

と誘っていただけたのが、更に嬉しかったです。

人間関係が嫌でとか、仕事が嫌でとかで辞めた会社ではなかったんです。

僕の勝手な思い込みかもしれませんが、人間関係はとても良好だったので、このままずっと勤め続けるのも悪くないかもね、と思った時期もありました。

僕が自分の力を試してみたい、と思ってわがままを言って辞めただけ。

そして今、まだまだ自分の力を100%試したか、というとそうではないです。

今回訪問させていただいたことで、まだまだ頑張らないといけないなぁ、と改めて思いました。

僕は確かにこの場所に居たんです。

この場所で、色々学んで、将来のこと、仕事のこと、人生のこと、多くのことを考えて悩みました。

そんな時期に一緒に働けたみなさんに会えて、本当に良かったです。

また次の大阪出張のときには、お酒飲みながら、色々な話を聞けたらいいなぁ、と思います。

快く迎えてくださって、本当にありがとうございました。

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