1月26日に、豊岡市民プラザ(アイティ7F)で行われた、東京の吉祥寺を拠点として活動されている舞踏集団、大駱駝艦(だいらくだかん)の舞踏公演、「リュウグウノツカイ」を見てきました!
大駱駝艦の豊岡での公演は、2018年の「ヒボコノコ」、2019年の「叫び哭きて香を唄ふ」に続き、今回で3度め。
昨年も「叫び哭きて香を唄ふ」を見させていただき、それ以来、とても気になる人たちになりました。
今年も豊岡に来てくれる!ってことで、奥さんと娘と僕の3人で行ってきました。
「今年も白い人たちくるらしいよ!」
と娘に伝えると、
「行く行く!!」
とものすごくノリノリでした。
僕たちよりも、娘の方が積極的。
大駱駝艦(だいらくだかん)とは。
東京の吉祥寺を拠点として活動されている舞踏集団。
麿赤兒という方が主宰して、1972年に創立。
『この世に生まれたことこそ大いなる才能』とする「天賦典式(てんぷてんしき)」をかかげて、忘れられた身振り・手振りを再構築した舞踏により国内外で大変注目されているそうです。
これまで複数回にわたり舞踊批評家協会賞を受賞されています。
大駱駝艦の田村一行(たむらいっこう)さんについて。
田村一行さんは、大駱駝艦に所属されている舞踏家、俳優で、振付、演出、美術まで手がけられておられます。
緻密な振付で構成する作品には、新たな舞踏の可能性が注目されています。
渡辺えり、白井晃、小野寺修二、宮本亜門、笠井叡の舞台など客演(出演)も多数。
舞踏の特性を活かしたワークショップは、子供から高齢者、高校・大学、各分野のアーティストまで幅広く好評を得ているとのこと。
大駱駝艦「リュウグウノツカイ」田村一行舞踏公演を見てきたよ!
二度と行けない 遠い場所
蛭によく似た小さな魚が 耳をすまして漂っている
かすかな鼓動は 語り継がれる旅の痕跡
物語を生きて あなたは何に生まれ変わる?
※「リュウグウノツカイ」のチラシより引用
田村一行さんが、一昨年豊岡に訪れた際に、竹野の海で捕獲されたリュウグウノツカイからインスピレーションを受けて出来上がった物語。(多分、僕はそう解釈しました…)
約1時間半くらいの公演。
今回も前から3列目くらいの席で見させていただきました。
会場はほぼ満席。
「どんな内容だった?」
と聞かれても、前回と同様に、僕みたいな常人が理解できるような分かりやすい内容ではなかった、というのが本音ですが、ただ、白い奇妙な人たちが、奇妙な動きをされているあの空間が、とても可笑しく、摩訶不思議な世界が、なんとも言えない満足感を与えてくれたのは間違いありません。
娘は娘で、
「あそこのあの変な動きと声が面白かった!」
と、子どもなりに面白いと感じる部分もあったようで、連れて行ってあげて良かったな、と思いました。
次もあれば、また見たいようです。
娘のハートをがっちり掴んでいる白い人たち、恐るべし…!
今回の「リュウグウノツカイ」も、昨年と同様に、市民参加クリエイション公演でした。
豊岡の一般の市民の方が数名、この舞踏公演に参加されているのです。
前回の記事にも書きましたが、その中に知人がいるのです。
その関係もあって、今回もお誘いいただき、家族で見に行きました。
小さい子どもの一時預かりもしていただけるので、2歳の息子は別の部屋で預かっていただきました。
ちゃんとした保育士さんに見ていただけますよ。
大駱駝艦の次回公演「まだら」は3月2日~3月8日(東京都武蔵野市吉祥寺)
豊岡での公演ではありませんが、大駱駝艦の次回公演は、東京都武蔵野市吉祥寺にある「大駱駝艦・壺中天」で「まだら」という舞踏公演があります。
関東地方の方はぜひ!!
もうちょっと早くお知らせできたらよかったのですが、実は豊岡での公演は2週連続であったのです。
2月2日に、同じく豊岡市民プラザで「ノキシタノマロウド」という公演がありました。
こちらは、豊岡市民の参加はなく、純粋に大駱駝艦の舞踏手のみで構成された公演でした。
僕は行くことができなかったのですが、2週連続見に行かれたという方もちらほらと聞きました。
2週連続で、大阪からわざわざこられる方もいらっしゃいましたよ。
そんなわけで、オカダマ家はすっかり「大駱駝艦」が気になる存在になってしまっております。
娘は、出口でお見送りしていただいた田村一行さん含めた役者さんたちと、記念写真をパシャリ。
「次もあったら見たい!」と娘も言ってますので、また豊岡での公演があれば行きたいと思います。
奇妙で不思議な舞踏公演をぜひ!
「大駱駝艦」おすすめです!
大駱駝艦
大駱駝艦Webサイト:http://www.dairakudakan.com/