巣立ちの季節、卒業シーズンですね。
豊岡にお住まいの皆さんの周りでも、豊岡市内の中学や高校を卒業して、豊岡から巣立っていく若者がいらっしゃると思います。
豊岡市は、自宅から通える範囲に進学する学校が少なかったり、就職のためだったり、はたまた都会へ憧れであったり、ほとんどの若者は卒業と同時に豊岡を離れ、別の地域に巣立っていきます。
僕も一緒です。
高校を卒業してこのまま豊岡に就職していいのだろうかと葛藤し、悩んだ結果、大阪へ進学しましたので、この時期の若者たちのフワフワした期待や不安はすごく分かります。
豊岡市の「わかもの巣立ち応援プロジェクト2019」
豊岡市はそんな若者を応援する「わかもの巣立ち応援プロジェクト」という企画を行っています。
豊岡を巣立つ若者に向けて、地元に残る方をモデルにして、贈りたい想いや言葉をメッセージポスターにして、応援しよう!というプロジェクト。
今年で3年目。
もう、この時期の豊岡の風物詩となりつつあります。
豊岡の地域情報発信ポータルサイト「飛んでるローカル豊岡」
「飛んでるローカル豊岡」という、豊岡市へUターン、Iターンなどで移住してきた先輩移住者が中心の市民ライター達が豊岡の情報を発信するポータルサイトがあります。
僕が豊岡にUターンする時に色々調べててたどり着いたWebサイト。
「わかもの巣立ち応援プロジェクト」はこの「飛んでるローカル豊岡」が主体となって行っています。
この卒業シーズンになると、豊岡の町のあちこちに、そのメッセージポスターが貼られます。
商店街や、お店に協力いただき、貼らせていただいています。
豊岡にお住まいの方は、何度か目にしたことがあるのではないでしょうか。
鮮やかな水色が印象的なポスター。
「この春、豊岡市を巣立つ皆さんへ。卒業おめでとう。飛んでいけ。」
というメインのキャッチコピーは1年目から変わっていません。
初めて見た時はセンセーショナルでした。
豊岡市、なんか面白いことしてるなぁ、というのが第一印象。
そんな面白いことをしている豊岡市の「飛んでるローカル豊岡」、ワタクシ、オカダマも市民ライターの一人として参加させていただいております。
ご縁があり、Uターンしてきてから1年経ったころに仲間にいれていただいたんです。
何度かこのオカダマブログ内でも「とあるWebサイトの運営チームのミーティング」みたいなことを書いたと思うのですが、それが「飛んでるローカル豊岡」のミーティングでした。
「わかもの巣立ち応援プロジェクト」のインタビュー記事を書きました!
3年目の「わかもの巣立ち応援プロジェクト」は、市民の皆さんにメッセージを公募しました。
ご応募いただいた方のポスター撮影に同行し、あわせてメッセージに込めた想いをインタビューして記事にしよう、ということになりました。
もちろん許可をいただいてね。
先日、その様子と記事が公開されました。
今回のインタビュー記事、ワタクシ、オカダマもいくつか担当させていただきました。
ちなみに、ポスターの写真を撮影されたのは、このブログでもちょいちょい名前があがり、オカダマ家もお世話になっている、城崎温泉にある「イガキフォトスタジオ」さんです。
井垣さんも同じ市民ライター仲間です。
記事に起こすの、大変だったなぁ。
大変でしたが、取材させていただく中で、「応援してるよ」「寂しいですけどね」といった色々な想いを聞くことができたことは、とても良い経験になったなぁ、と思います。
あ、そうそう。
1月に「オカダマ、インフルエンザA型に感染して撃沈したよ!」って記事書いたんですが、このときにドタキャンしてしまったのが今回のインタビューだったんです…。
急遽変わっていただいたライターさんにはご迷惑をおかけしました。
重ねてになりますが、本当にすみませんでした。
その代わっていただいたライターさん、これがまたものすごく素敵な記事に仕上がっております。
全部で9記事公開されていますので、是非読んでみてください。
20数年前、自分も同じように大阪へ旅立っていくときに、周りの家族や友達はこんな想いだったのかなぁ。
その時に、こんなメッセージポスターを見たら、また何か違った感情が溢れたのかもしれない、と思いますので、豊岡を巣立っていく若者のみなさんに、ちょっとでもこういう想いが届けばいいなぁ、と思います。
こんな想いが溢れる素敵なプロジェクトに参加させていただいて、本当に感謝しています。
Uターンしてきた者としては、いつかは豊岡に戻って来てほしい、でも今は豊岡を出てめい一杯色々なことを吸収して、素敵な大人になってほしいと思います。
いつか豊岡に戻ってきて、吸収したことをまた若い世代に伝えてほしいなぁ、と思います。
いつでも帰ってきていいんだから、がんばっておいで!
卒業おめでとう。
飛んでいけ。